京大個別会そろばん塾ピコ
京大個別会は、全国の高校生に大学験指導をしています。講師はすべて京大生。登録している京大生全員に、子供の頃からの習い事を詳しく書いてもらっています。今では数百名のアンケート結果が積み上がりました。すると次のようなことがわかりました。
習い事の1位は、ピアノ。ほとんどの京大生が、一度はピアノを習っています。しかし現在でも弾ける、弾いているという学生は少なく、習ったものの修得するまでにやめているのが現状でした。案外少なかったのは、英会話とKUMON。それに反して、意外にも多かったのが「そろばん」だったのです。
そろばんについては、習っていたすべての学生が途中でやめることなく、中学校にいくまで続けていました。そして2級~3級を取得しています。誰もが「やってよかった。一番役に立っている。」と口をそろえました。
京大生と習い事について話しているうちに、「もっと、そろばん塾があったほうがいい。たくさんの人にそろばんをやってもらおう。そろばんで基礎体力をつけて、受験に備えてほしい」という思いが強くなっていきました。
そして京大生たちの教材作りが始まりました。黄色いそろばん「ピコそろばん」もその一つ。暗算は計算を映像としてとらえます。右脳に、より鮮明にイメージするために、黄色いそろばんを兵庫県小野市の職人さんに作ってもらいました。京大生が自分の体験に基づいて考え出したそろばん塾。それが京大個別会そろばん塾ピコなのです。
珠算式暗算とは…?
珠算式暗算は、そろばんの珠をイメージ化して、頭の中に浮かべます。そして、それを実際のそろばんと同じように動かして計算をするのです。この珠をイメージする場所は、右脳の後頭部のところにつくられます。
この場所は、子供の時にしかつくることができませんが、1度できると、その場所は生涯にわたって存在していつでも使うことができるのです。
筆算式暗算は「左脳」、珠算式暗算は「右脳」を使います。
ピコ(PICO)ってなに?
ピコとは、数の単位です。ミリ(1mの1/1,000)・マイクロ(1mの1/1,000,000)・ナノ(1mの1/1,000,000,000)・ピコ(1mの1/1,000,000,000,000)。地球上では、ピコが究極の単位でしょう。そろばんは、究極の右脳教育法。究極の道具です。そんなそろばんに数の究極の単位、「ピコ」という名前をつけました。